脱毛は、日頃のちょっとした対策で効果をアップさせることが可能です。
一朝一夕では変化が表れないからこそ、意識をしてコンディションを整え、効率のいい施術を受けられるように心がけていきましょう。
ムダ毛に処理には毛抜きやワックスを使わない
施術は前日までに肌表面に生えているムダ毛を剃って準備をしておかなければなりません。
この際に毛抜きやワックスを使うと、サロンやクリニックで脱毛する意味がなくなってしまいます。
光脱毛やレーザー脱毛は、毛根に高熱ダメージを与えて再生能力を衰えさせるもので、毛抜きやワックスで毛根ごと引き抜いてしまうと、光を照射してもその効果が得られません。
もちろん、ダメージを免れたムダ毛は、また元気に再生してきます。
ムダ毛の処理は肌ダメージの少ないフェイスシェーバー等で、表面を浅く剃るのがおすすめです。
脱毛サロンでも指導を受けますが、綺麗に仕上がるからといってムダ毛を抜いてしまうかたが少なくないため気をつけましょう。
普段から念入りな保湿を習慣づける
女性が悩まされがちな乾燥肌ですが、水分や油分が不足していると、内外のダメージから肌を守るバリア機能が衰えてしまいます。
そのバリア機能を補うために、ムダ毛を濃く生やして保護するメカニズムが活性化するため、脱毛しても施術の効率を下げてしまうことになるのです。
脱毛効果を高めるためにも、普段からしっかりと保湿をする習慣を身につけておくことが大切。
お風呂上りに化粧水やクリーム、オイルを塗るなど、肌を労わってあげてください。
夏場はつい疎かになりがちなケアですが、汗をかいていても肌は乾燥します。
特に、クーラーで潤いが不足しやすいため、気をつけるようにしましょう。
施術を受ける周期を守ること
脱毛は毛周期、つまりは毛が生え変わるサイクルの中で、伸びる途中の成長期のムダ毛のみに効果を発揮します。
すべての体毛が同じサイクルで生え変わっているわけではないので、2か月、3か月と一定間隔で照射することで、施術範囲全体のムダ毛に満遍なくダメージを行き渡らせているのです。
照射間隔がズレてしまうと、効果の表れかたに偏りが出てしまうため、サロンやクリニックが指定するタイミングをしっかり守ることも、効率よく脱毛するポイントになります。
ただ、毛周期を意識して脱毛を受けられるように予定を立てていても、サロンやクリニックの予約が取れなくては意味がありません。
口コミなどを参考に、スムーズに通えるところを探すことも大切です。